流山稲門会

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2017年 05月 31日

俳句の会「交譲葉」29年5月句会報告


  1. 開催日時  29.5.27(土)14:00~16:00

  2. 開催場所  一茶双樹記念館 一茶亭

  3. 参加者   宮内・小西・漆野・青木・小川・森川・安居の7名

          〇投句は8名

  4. 兼 題   兼題「花水木」

  5. 選 句  10点句(1)、6点句(1)、4点句(4)、2点句(1)、 
         1点句(6)を選句した。

    (10点句)

    花水木一花ごとの風遊び・・・・・・・・・・武 美(小川)

    (選評)

    10ポイント獲得は、これまでの最高得点です。素晴らしいの一言といえます。真白の花水木の花弁が互いに、風に任せてひらひら揺れているさまが目に浮かびます。まさに、風と遊んでいる…。各花弁が動いている、この表現が、多くの人の共感を得たのだと思います。しかし、ひらひらと風と戯れながら、花弁は何を伝えたかったのでしょう。想像するだけでも、胸が躍りますね。
                                                              (青木 勝代志 )
        
                   

    (6点句)

    青葉風こだわり一つ流しゆく・・・・・・・・・・小西 小牧

    (選評)

    今回最も共感できた一句です。年を重ねてきますと個性であり生きる支えであったはずの“こだわり”が自由な発想を妨たり、周囲から疎んじられたりすることがあります。鬱陶しい花粉の季節も終わり、気持ちの良い五月の風に身をゆだねていると、頑なにあるいはクヨクヨとこだわっていたことが離れてくれそうです。

    この句の良いところは、“青葉風”が季語にとらわれず自由さがあり、俳句の中で内容が実践できている点と、“一つ”“流しゆく”という余韻のある言葉選びが素晴らしいと思いました。私は新たな“こだわり”がますます増え続けている状況ですが、不要となったものは部屋の中と同様に片付けて頭の中を風通し良くしていたいものです。(鷹 嘴)

    (4点句)

    古稀となる妹(いも)と揃えし夏衣・・・・・・・・小西 小牧

    (選評) めでたく70歳を迎えた妹さんですが決して平坦な道のりではなかったであろうと上五の「と」で推測され、詠み手であるお姉さんの安堵感や嬉しさがひしひしと伝わってきます。おそろいの服を揃える仲の良さや、それを着て過ごす時間を楽しみに思う気持ちも表されています。妹さんへの過去現在未来にわたるたっぷりな愛情と親密さに溢れた素敵な句です。また、明るい軽やかな気持ちと「夏衣」がぴったりと合い、季語の選び方もすばらしいなと思いました。(武 美)

長谷新樹十一面が覗き込み・・・・・・・・・青木 艸寛

 (選評) 
長谷寺は十一面観音が有名だがその観音と新樹とのからみに新鮮さを感じた。みずみずしい緑におおわれた木々の美しさを愛でるのはこの季節ならではである。それは観音様にとっても同じであろう。
                           (小西 小牧)                  


鳥帰る瀑布に二つ影残し・・・・・・・・・・・・武 美(小川)

(選評) この句の「・・瀑布に・・・」から、「ああ涼しそう、もう夏なんだ。」と云う気持ちが一気に湧いてきました。そし「滝」「飛泉」「ナイアガラ瀑布」などいろいろな滝を想像し、めぐらすことが出来き、この鳥は渡り鳥のマガモなのかツグミなのか・・・。 高い所から水煙のような又、白い布を垂らしたようスクリーンを背景に二羽の鳥がなかよ元気に飛翔して行く様子。それをを眺めて行くうちに影として残像して自分の目に焼き付いてしまったかのような鳥。

そんな見事な墨絵を見ているような想像を深く書きたててくれる豪快な俳句である。(菅原 互酬)

肩並べ湯につかりたる暮の春・・・・・・・・・・鷹  嘴(安 居)

(選評)

一読、行く春を惜しんで旅に出たカップルが、秘湯の宿の露天風呂か、又は家族風呂で、ゆっくりと湯につかっている景色を思い浮かべて、羨望の思いも込めて秀句とした。

一方、作者は熱海へ旅をした時、道端の足湯に疲れた足を休め、たまたま隣り合わせた老婦人と肩を並べて足湯を使った光景を詠んだというのである。何たる曲解、想像のなせる解釈であることか。例えば、「肩並べ足湯を使う暮れの春」とでもあれば、想像の余地ももっと狭くなっていたと思う。

読む人に勝手な解釈を許すところが秀句たる所以か。(夢  心)

(2点句) 

・かんばせに薄紅掃きし花水木・・・・・・・・夢  心(森川)

   

(1点句)

・アマリリス無名花侍らせ誇りかに・・・・・・悠閑亭徹心(宮内)

・並木道薫る明治や花みずき・・・・・・・・・漆野 達磨  

・ゴキブリを逐うて二人の仲もどり・・・・・・漆野 達磨

・側溝に流され積る竹落葉・・・・・・・・・・夢 心(森川)

・朝毎に穫る絹莢の太鼓腹・・・・・・・・・・夢 心(森川)

・のぼり来て伊豆山神社風薫る・・・・・・・・鷹 嘴(安居)

(投 句)  

・街皚皚(がいがい)ハナミズキに染められて・悠閑亭徹心(宮内)

見頃との小さき記事や花水木・・・・・・・・小西 小牧  

・夏の雨打たれて盆栽昇天す・・・・・・・・・漆野 達磨

・贈り物小脇抱えて花水木・・・・・・・・・・青木 艸寛

・柏餅甘さ加減に母苦闘・・・・・・・・・・・青木 艸寛

・柏餅馴染みの店の代がわり・・・・・・・・・武   美(小川)

・愛贈り感謝のこころ花みずき・・・・・・・・菅原 互酬

・早苗植え顏ほころびて天仰ぐ・・・・・・・・菅原 互酬

・鯉のぼり日本中がのんびりと・・・・・・・・菅原 互酬

・会館を出でるや白き花水木・・・・・・・・・鷹  嘴(安居)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

  1. 句会後記(小西 小牧)

    2月以来の句会出席だった。久しぶりに句を作り批評しあう楽しさを実感させてもらった。そして、今さらながら面倒な作業を続けて下さっている世話人の方々有難うございます。

    難しいと思っていた花水木に十点句が出た。その繊細な描写に感心した。その半面、同じように注目されながら、二番手にまわり結局選句されなかった句も出てこの大きな差に、選ぶことの難しさも知らされた。自作に関しては、一本調子になる傾向を指摘された。私自身も自覚していたことなので今後、語順を推敲していきたいと思っている。

                              (以上)


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by tnagareyama | 2017-05-31 14:27 | 俳句の会「交譲葉」 | Comments(0)
2017年 05月 13日

早稲田大学/メールマガジン vol.1

早稲田大学にご支援いただいている皆様へ

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────────────◆◇INDEX◇◆─────────────

【1】2017年度入学式を挙行しました

【2】「総長招待祝賀会」開催しました

【3】「予想外が待っている」Museum Week 2017開催のお知らせ

【4】「早稲田小劇場ネクスト・ジェネレーション募金」のご紹介

【5】「早稲田大学地域交流フォーラム」のお知らせ

【6】等身大の早大生を紹介「早大生だより」

└───────────────────────────────┘

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】2017年度入学式を挙行しました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4
1日(土)、2日(日)、3日(月)に、2017年度の各学部・大学院・芸
術学校の入学式を執り行いました。今年度の入学式も、昨年度に引き続き
「早稲田アリーナ」(旧記念会堂)新築工事のため、大隈記念講堂他にて、
各学部、大学院ごとに行われました。

総長は、式辞で「新入生の皆さんには、これまでに蓄積してきた豊富な知
識を前提としながら、早稲田大学の提供する優れた教育環境を、また、個
性豊かで多様な教員・学生との切磋琢磨の機会を、主体的かつ積極的に活
用することで、これからの時代を牽引し、不透明な時代を逞しく生き抜い
ていくために必要とされる基礎的なスキルとマインド、さらには総合的な
人間力を涵養してくださることを切に期待しています。」と新入生を激励
しました。

2017年度入学式 全国各地、世界各地から
              優秀な人材が早稲田の杜に集まりました」
 https://www.waseda.jp/top/news/49936


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】「総長招待祝賀会」開催
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2017
418日(火)、毎年恒例の総長招待祝賀会がリーガロイヤルホテ
ル東京にて開催されました。本会には、前年度に叙勲・褒章、各種受章、
企業・団体の代表就任や国会議員・自治体首長ご当選等の栄誉に輝かれた
校友(本学では卒業生を「校友」と呼んでおります)が招待され、今回116
名が出席されました。

会中、参加者を代表して、日本人で初めてパラリンピック殿堂入りした河
合純一さんと、本学校友で初めてメガバンクの取締役頭取になられた株式
会社みずほ銀行の藤原弘治さんから挨拶があり、それぞれ本学への感謝の
思いとともに、早稲田人としての今後の意気込みが語られました。

また、祝賀会に先立ち、大隈講堂にて開催された「第8回早稲田狂言の夕べ」
には総長招待祝賀会の出席者も招待され、祝賀会とともに野村万作・萬斎
親子らによる狂言もお楽しみいただきました。

「早稲田が誇る校友の集い『総長招待祝賀会』開催」
 https://www.waseda.jp/top/news/50543


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】「予想外が待っている」Museum Week 2017開催
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

早稲田大学の誇る「演劇博物館」や「會津八一記念博物館」などのミュー
ジアムの魅力を多くの皆様に体感していただくために「Museum Week」を
開催します。楽しくミュージアムを巡れる特別企画がもりだくさんの2
間。オリジナルプレゼントもご用意しています。

日時:522日(月)~62日(金)
   詳細は以下URLをご確認ください。
主催:早稲田大学文化推進部
協力:早稲田大学生活協同組合、早稲田大学周辺商店連合会
後援:新宿区

「-予想外が待っている- Museum Week
 https://www.waseda.jp/culture/events/museumweek/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】「早稲田小劇場ネクスト・ジェネレーション募金」のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2015
4月に開設した「早稲田小劇場どらま館」を、早稲田演劇振興の拠
点とし、将来の演劇文化を担う人材の育成に取り組むとともに、演劇を通
したグローバルな人材の育成および学生の演劇教育に資する各種事業を実
施しております。引き続きWASEDAサポーターズ倶楽部を通じた募金「早稲
田小劇場ネクスト・ジェネレーション募金」にご支援いただきますようお
願いします。

賜りましたご寄付は、学生の感性を育む招聘公演の実施やワークショップ
等の演劇教育プログラムの実施、その他演劇文化の発信など、早稲田小劇
場どらま館事業に活用させていただきます。

<募集対象>
個人:15千円(できましたら2口以上のご協力をお願いします。)
法人・団体:1口の金額は特に定めておりません。

<募集期間>
2015
1月~20183

<寄付銘板への顕彰>
「早稲田小劇場ネクスト・ジェネレーション募金」への寄付金額の累計が
個人10万円以上、法人・団体30万円以上の方々につきましては、早稲田小
劇場どらま館内に設置される寄付銘板にご芳名をしるし、末永く顕彰させ
ていただきます。

「早稲田小劇場どらま館について」
http://www.waseda.jp/student/dramakan/index.html

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「早稲田小劇場ネクスト・ジェネレーション募金」へのご寄付について
http://kifu.waseda.jp/contribution/university/w_supporters/nextj.html
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】早稲田大学地域交流フォーラムのお知らせ
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本学では、全国のあらゆる地域の方々に本学をより深く知っていただくこ
とを目的として、「早稲田大学地域交流フォーラム」を開催しています。

本フォーラムでは、本学における教育内容紹介や、早稲田大学創立期以来
の伝統をもつ「巡回講話」の流れを汲む本学教員による講演会のほか、各
地域出身学生による学生生活紹介を行います。在学生のご父母の皆様を対
象とした相談コーナーを設けて、お子様の学修や就職に関するご相談やご
質問にお答えします。さらに、本学への進学を希望される中学・高校生や
そのご父母の方々、先生方を対象とした「進学相談会」も実施いたします。


地域交流フォーラム開催予定(5月~7月)

福井県 福井市 2017513日(土)福井商工会議所ビル
高知県 高知市 2017520日(土)ザ クラウンパレス新阪急高知
福島県 福島市 2017527日(土)エルティ ウェディング・
                      パーティ エンポリアム
島根県 松江市 20176 4日(日)皆美館
静岡県 三島市 2017610日(土)東レ総合研修センター
広島県 三次市 2017610日(土)グランラセーレ三次
京都府 京都市 2017611日(日)からすま京都ホテル
滋賀県 大津市 2017624日(土)ロイヤルオークホテル
山梨県 北杜市 2017625日(日)清里 清泉寮
三重県 津市 20177 8日(土)津都ホテル
鹿児島県 鹿児島市 20177 8日(土) 城山観光ホテル
山口県 防府市 2017715日(土)松月
佐賀県 唐津市 2017716日(日)早稲田佐賀中学校・高等学校
福岡県 北九州市2017723日(日) 早稲田大学北九州キャンパス
茨城県 水戸市 2017729日(土)水戸京成ホテル
大分県 大分市 2017730日(日)トキハ会館
宮崎県 宮崎市 2017730日(日)宮崎観光ホテル

各地域の開催日時等詳細につきましては、ウェブサイトをご確認ください。

「地域交流フォーラム開催のお知らせ」
 https://www.waseda.jp/top/about/work/organizations/academic-affairs-division/forum


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【6】等身大の早大生を紹介「早大生だより」
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今号の「早大生だより」は、「『早稲田ウィークリー』ぴーぷる」から、
大学生を対象とした英語スピーチコンテストのうち「天野杯全日本大学生
英語弁論大会」をはじめ5つの大会で優勝し、輝かしい結果を収めてきた
小島 瑠莉(こじま るり)さんの記事を紹介します。


「英語そのものよりも論理的思考力、表現力、共感を得られる内容が求め
られるスピーチコンテスト」

<インタビュー(一部抜粋)>

――
準備する中で苦労したことを教えてください。
英語でエッセーを書くことはこれまでも授業などでもありましたが、スピ
ーチは論理的思考力、表現力、オーディエンスに対して共感を得られるよ
うな文章構成力が求められるので、それが通常のエッセーとの一番の違い
であり、一番苦労した点です。

本編は以下URL『早稲田ウィークリー』ぴーぷる)をご覧ください。

『早稲田ウィークリー』ぴーぷる
 https://www.waseda.jp/inst/weekly/attention/2017/04/11/23069/

【小島瑠莉さんのプロフィール】
埼玉県出身。早稲田大学本庄高等学院卒業。韓国のドラマや音楽が好きで、
韓国語の勉強もスタート。勉強を始めて1年で韓国語のスピーチコンテス
トにもチャレンジ。英語でのスピーチとは異なり、「必死に覚えて話す」
というレベルで英語でのスピーチコンテストの数倍も緊張したと語る。


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 このメールは、早稲田大学へご支援を賜り、メールアドレスをご登録
いただいている方 にお送りしています。
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  【早稲田大学募金ウェブサイト】
   http://kifu.waseda.jp

  【早稲田大学校友ウェブサイト】
http://www.waseda.jp/alumni/index.html

  【早稲田大学公式ツイッタ
   https://twitter.com/waseda_univ

  【早稲田大学公式フェイスブック】
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  【早稲田ウィークリー(早大生応援誌)】
https://www.waseda.jp/inst/weekly/

  【競技スポーツセンター(早稲田スポーツ)】
   https://www.waseda.jp/inst/athletic/


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by tnagareyama | 2017-05-13 17:17 | 会からのお知らせ | Comments(0)
2017年 05月 08日

第8回世界盆栽大会 in さいたま(第80回散策会)

               1963 教育 中川紀子

2019年4月28日

第80回 散策会  メイン会場 1:さいたまスーパーアリーナ

午後1時 さいたま新都心駅集合、12名

10年前 第28回散策会での盆栽村以来2度目の大宮である。改札口を出た時から、そこはもうBONSAI大会一色の熱気、人の波、海外愛好家が多い。

駅前デッキには葛飾北斎作神奈川沖浪裏“を模した巨大なインスタレイション。波頭は無数の白い花々、大波に翻弄される船べりにしがみつく人々はカブ、小松菜、直立した舟にはなぜか深谷ネギ、大胆にしてユーモラス。地産野菜の晴れ舞台となっている。

入場券購入も1時間待ちとあって、先ずは各自長蛇の列の短か目レストランへ。世話人榎本さんはセブンイレブンのおにぎりとは。

a0017183_13371001.jpg



          山本・松井・石橋・奥野・飯田(奥様)・飯田

           西田・秋田谷・菅原・中川・榎本  
                       (敬称略):カメラ(漆野)

2時  12名全員入場できたところで解散、散策開始ならぬ戦闘開始?入り口正面人山で何も見えない、辛うじて「飛龍」の名札が目に入った。

盆栽の歴史:  通路両側の写真と解説を見ながら進む。1300年前中国の壁画に登場に始まり、9,10世紀日本へ渡来。17世紀にはすでに三代将軍家光遺愛の松が残る。江戸後期庶民へと広がり、三代目歌川豊国の浮世絵には艶やかな女たちと盆栽が美を競う。

明治時代:  親愛なる大隈重信公のコレクションの写真、すごい!知らなかった!今回

出品盆栽は「黒松の直幹」。これで稲門会とBONSAI見事にリンクしました。

      

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                   (大隈重信コレクション)
    

   時代やや下りポートレイトは岩崎弥之助。出品盆栽は「いわしで」    

  その下ポートレイトは石油王、中野忠太郎。出品盆栽「日暮らし」

(現存する名品中の名品、我が祖父の遺作の一つである。サブ会場の大宮盆栽美術館に

展示、今回6年振りの公開、と新聞で知った。上記中野、岩崎らパトロンをそして商品の3000余の盆栽を一夜にして失った。あの敗戦から5年後祖父は昇天。陛下の主治医村山先生に脈を執られつつ。誠に稀な美男でもあった。)

「特別展 1」皇居の盆栽:  樹齢500年、600年など素晴しい献上名品も最高の管理の下今日を迎えている。しかし、人垣に阻まれ残念、菊のご紋章の琉球焼きの鉢という声が聞こえたのみ。

「特別展 2」  :  人波におされ 大きな蝦夷松の寄植の前に出られた。NHKや日テレのカメラマンたちも隅っこで立ち往生。そう、来客ファースト!

同展〆の一席 黒松 「鶴寿」に吸い寄せられた。懐かしい。


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                (原爆に耐えた鶴寿)

豪快な立ち上がり、風雪に耐えた木肌、荒々しくも、なお、この静謐。名札「山木 靖雄」、もしや広島の山木 勝氏の?ご子息だった。東西の栽界にあって、共に堂々たる体躯、錦松、黒松等の豪快な樹種を好んだお父上と私の父は盟友でもあった。広島市己斐町で被爆、夫人の背には無数のガラス片が残る。とは、父に連れられ山木園に遊んだ若き日の姉たちの土産話にしてはあまりに痛ましいエピソード。心から離れることはなかった。しかし、感傷に浸るまもなく 立て札発見、「原爆に耐えた黒松」、更に、盆栽に寄り添うように、カラフルな絵本、“Tree for Peace ”も展示されている。黒松の種はアメリカに贈られたとのこと。実生が根を張り、青々と茂るblack pine の葉の上に二度と再びblack rain の降り注ぐことなかれと祈らずにはいられない。出品者は千葉大園芸学部卒、広島県議会議員でもあられる。

300席の盆栽水石展はスルーッと見て、ビデオ「世界のBONSAI紀行」8分間 の映像を楽しむ。ヨーロッパ、南北アメリカ、と世界中の盆栽のレベルの高さに感動する。ラテン諸国の耀さ、東南アジアのマングローブ,ブーゲンビリアなど、ニュージーランドやオーストラリアはどう見ても日本盆栽。意外というか、当然か、盆栽発祥の地中国のそれは明らかに日本盆栽とは異なる表情。。。。全くの主観かもしれないが。

           以下、2日目は 中川氏の個人見学

                  ↓

付記: 第2日目 in さいたま

昨日来られなかったサブ会場の盆栽美術館で「日暮らし」をこの眼に焼き付けておくこと、それと前回散策の折、蔓青園加藤三郎氏から紹介された「神の木」その後を知りたかったから。

あっ、「神の木」が無いっ!此処まで来ないと気付かないとは!呆れて物が言えない。でも散策記を書こう。そこいら中に貼られたポスター、パンフ、握り締めてた入場券、すべてにプリントされている今大会のシンボルBONSAIでした! 彼の時の荒ぶる神は加藤氏のワザの下、華麗なる進化を遂げ、銘「飛龍」、樹齢もやや若返り、1000年。


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                   (昇天の龍)

更にもうひとつ、祖父の愛弟子の孫、阿部大樹さんという若き盆栽作家に会うため。

大宮ではなく福島在住のため、福島テレビが追っていた。師匠の教え、「売ろうと思って

作るな」は三代目に至る現在も家訓として守られている。と初対面の私たちに語る大樹さんの涼やかな瞳にあかるい未来を見た。世界のBONSAI人気に比べ、好況とは思われない日本の業界にあって、ベルギーなどEU諸国においても阿部さんは活躍されている。

最後に、世話人の榎本さんに深くお礼申し上げます。度重なる下見に加え、膝痛の私を南柏出発から終始やさしくエスコートして下さいました。流石はハーバードの修士、この長ったらしい個人情報満載の散策記をエー、長けりゃ長いほどいいんです。と。励まして下さいました。私、鎮痛剤Sを服用して二年ほどになりました。薬剤師に副作用を尋ねたところ、稀に錯乱状態、とのこと。種々不具合、薬害ゆえ・・・・・

                                     (完)

(写真集)

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(平安時代 遣唐使により日本へ伝わる)
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(江戸時代後期 庶民に広まる)
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(小学校の出展)
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                   (大宮盆栽村)


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by tnagareyama | 2017-05-08 14:08 | 散策会 | Comments(0)