流山稲門会

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2017年 07月 02日

駅シネマ同好会で『ライオン~25年目のただいま』を観ました

~嶋沢伶衣子(1981年文学部卒)

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*6月18日に、駅シネマ同好会の第41回映画鑑賞会で『ライオン~25年目のただいま』を観ました。今回は、当同好会会員の鈴木・江後田・内木・徳竹・中川・嶋沢に加えて、小沼・河合・中津・村岡(敬称略)がゲスト参加して下さいました。帰りに 居酒屋「京まる」に寄って、映画の感想や雑談を語り 盛り上がりました。参加者の皆さま、ありがとうございました。(^^

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『ライオン~25年目のただいま』著者・スタッフ・俳優

著者 サルー・ブライアリー

   『25年目のただいま~5歳で迷子になった僕と家族の物語』

監督 ガース・デイヴィス

脚本 ルーク・デイヴィス

俳優

   デーヴ・パテール~サルー・ブライアリー(主人公)

   サニー・パワール~幼少期のサルー・ブライアリー(主人公)

   ニコール・キッドマン~スー・ブライアリー(サルーの養母)

   デビッド・ウェンハム~ジョン・ブライアリー(サルーの養父)

   ルーニー・マーラ~ルーシー(サルーのガールフレンド)

   プリヤンカ・ボセ~カムラ(サルーの実母)

   アビシェーク・バラトー~グドゥ(サルーの実兄)

『ライオン~25年目のただいま』ストーリー(Spoiler Alert!!)

 1986年、インド西部の貧しい家に生まれたサルー。兄のグドゥと一緒に炭鉱から石炭をくすね、食物と交換して生きていた。市場で売っている美味しそうな揚げ菓子を食べてみたかったが、買うお金がなかった。

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 自分も稼ごうと思い、サルーは夜間仕事に出かける兄についていったが、疲れて途中で寝てしまった。兄は サルーを駅のベンチに寝かせて「ここで待っていろ」と言い、仕事に向かった。夜中にサルーが目を覚ますと、駅のホームは無人で、兄の名を呼び叫んでも返事はなかった!

 …紆余曲折を経て、彼はオーストラリア人夫婦の養子になった。大学に進学したサルーは、カルカッタから来た留学生とホームパーティで知り合う。そこで見かけたインドの揚げ菓子「ジャレビ」が、彼の記憶を呼び起こした。

 …2012年、サルーが25年振りに故郷に辿り着き 肉親と再会できた、というニュースが、世界を駆け巡った。

『ライオン』を観た感想

 今作で主人公サルーを演じたデーヴ・パテールは、2008年に公開された『スラムドッグ$ミリオネア』で 一躍 世界的な注目を集めましたね。『スラムドッグ』は、笑い//冒険/サスペンス/ロマンス等、いろんなエンタメ要素が入ったエナジー溢れるボリウッド映画でしたが、スラム街の極貧生活/殺人/臓器売買/闇ビジネス等、インドの影の部分を描いていました。

 『ライオン』もまた、イリテラシー/ストリートチルドレン/児童売買/虐待等、インドが抱える問題を浮き彫りにしていると思いました。…読み書きができないサルーは、故郷から1600キロも離れた駅に運ばれてしまい、カルカッタを彷徨います。サルーを助けてくれたはずのカップルは、彼を売り飛ばす算段をしました。幼いサルーは、その後も酷い目に遭い続けました。

インドでは、毎年 8万人もの子どもが行方不明になっているそうです。悲惨な運命を辿って、亡くなってしまう子も多いのではないでしょうか?

実に幸運な事に、サルーは、良い里親に良い環境で育てられ、身内とも再会できて、ルーツやアイデンティティーも確認できました。インドとオーストラリア、二つの家族の深い絆や強い愛に感動させられました。心温まると同時に、考えさせられる作品でした。

駅シネマ同好会の皆さま&ゲストの皆さま、これからも映画を観て語り合いたいので、よろしくお願い致します。ゲスト参加や新規入会も大歓迎ですので、お気軽にお問合せ下さい。m(_ _)m

Tel: 080-1123-8222 E-mail: cosmo_reiko_0915@yahoo.co.jp

駅シネマ同好会:嶋沢 伶衣子(しまざわ れいこ)


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by tnagareyama | 2017-07-02 10:01 | 駅シネマ | Comments(0)


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